MATU⭐︎KATAブログ

自己成長ブログ

大変な時こそ本性が出る!

コロナや不況など暗い話題が尽きない昨今、いろんな人の心が乱れ自粛警察やマスク警察そして弱者が弱者を自己責任論で叩いたり色んなところで争いが尽きませんが人間というのは余裕が無くなると簡単に鬼にも怪物になります。

例えば、もともと仲が良かった親ですら介護が必要になり金銭的にも精神的にも追い詰められると殺人事件に発展したり当事者間だけでなく安楽死を認めるべきだという社会の風潮にも発展して行きます。

自分で決意して授かった子供ですら障害が発覚すると降ろそうとしたり施設に預けっきりにしたりします。

このような事を書くと当事者の苦労を知らないのか!などと言う反論がありそうですが、そもそも子供を産むのは誰かの命令でも義務でもありませんし子供を育てる上での苦労や困難は何も先天的な障害だけに限りらず後天的に事故や病気で障害を負う可能性は十分あります。そのような事態に陥っても育てるという覚悟のない人間が子供を作ることを問題と思わないのはやばいです!

最初から授かった子供が病気や事故で思い障害を負った場合のシミュレーションを立てていればそのような事態になっても対応できるはずであり、生まれる前に障害が発覚した時点で降ろすのは頭の中で勝手に子供の笑顔と幸せな家庭というお花畑の明るいイメージだけを描きその裏に立ちはだかる厳しい現実から目を背けているからに他なりません。

最初に幸せな理想だけを描き生まれた後にやってくる困難はその都度仕方なく我慢して乗り越えているに過ぎず、その困難が生まれる前に発覚すると幸せな理想という最初の前提が崩れるので平気で降ろします。

北朝鮮では家族でも政治的な発言をした事を警察にチクりますし江戸時代では貧乏な家庭は自分の娘を遊郭に売ったり当たり前のようにありました。

親だから、家族だから一番に考えてくれるなどと言うのは単なる幻想で家族は大切にすべき!と言う同調圧力に従っているに過ぎません。

その証拠に人間を無責任に捨てたり外で放置すると捕まるのでしない人が多いだけで、それがいざペットとなると殺処分されると知っていても平気で捨てますしその数は決して少なくないです。

昨今ではその前提すら崩れていて相手が人間でも捨てたり虐待して殺めたりする親も増えています。

このように人間は余裕のないときに本性が出るのです。

ですので誰かと一緒になる時、子供を授かる時は幸せな未来をイメージしてはいけません。
一番最悪で大変なシナリオをイメージするのです!そしてその最悪なシナリオをどう乗り越えて行くのかをこれでもかと言うぐらい計画を立て、勉強をして備えるのです。

保険に入るとか福利厚生の充実した会社に入るとかそんな人任せではいけません。自分の力で、自分で大切な人をどう守るのか、お金もなく頼れる人もいない、そして大切なパートナーや子供が重い病気におかされている時に目の前の大切な人をどう救うかを考え計画を立てておくのです。

そもそも、離婚したり子供を殺めたり障害が発覚して降ろしたりというのは最初に自分の幸せな理想を前提に計画を立てているからです。

最初から最悪のシナリオを前提に入れてそのシナリオを許容できない人が他人の人生の責任を取れるのでしょうか?

もし、何か事業を始めるときに成功することだけを考え失敗した時の負債リスクに対処できない人がその事業を始めるべきではないのは言うまでもありませんが事業ですら重い責任やリスクを考えるべきなのになんで人の人生を預かる結婚や子育てとなるとハッピーなことばかりを思い描きそのリスクから目を背けるのでしょうか?

そのような人間があまりにも多い結果、余裕がなくなると鬼や悪魔と化する人間で溢れかえるのです。

その結果、その鬼悪魔から身を守るために自信も鬼悪魔となる必要が出てきての悪循環です。

しかし、すべての人に優しくすべき!などとは言いません。せめて自分で決めた人ぐらいは何があっても守りましょう!

ですので結婚をするときは如何に最悪のシナリオを想定しそれを乗り越えていくかを真剣に考えてくれるパートナーを選ぶこと、そして自分自身がそのようなパートナーになることが最も重要ではないでしょうか?

少なくとも自分はそんな人間でありたいですね!

子供が欲しいから作ろう!などと安易に考える男はクズです。自分なら子供が欲しい!その願いを叶えるために大好きな奥さんを失うというリスクをきちんと受け入れ妻の意思と覚悟を聞き話し合い、それでもお互いが納得した上で子供を作ります。

なんのリスクもない男が安易に子供が欲しい!などと言うべきではありません。パートナーの覚悟と意思を何度も聞き、それでも一ミリのブレもない意思があって初めて作るべきです。

そこまでの覚悟を決めるのが当たり前!そんな価値観の世の中になると余裕がないからと他人を攻撃したり愛する人を傷つける人が少なくなるのではないでしょうか?